2023-24シーズン第9節 vs東京八王子ビートレインズ戦 GAME2 観戦記

TUBC体験記

今シーズン、有明スポーツセンターで行われる唯一のホームゲームの観戦に行ってきました。いろんなことがありすぎたので、忘れないうちに書いていきたいと思います。

FAMILY DAY 開催

今回のホームゲームは、TUBC初の「ファミリーデー」ということで、様々なイベントが企画されていました。私たちが観戦に行ったGAME2で開催されたイベントは、以下の通りです。

  • コラボ缶バッジ販売&撮影
  • エスコートキッズ
  • トレイン競争(GAME2のみ)

「コラボ缶バッジ販売&撮影」は、今回来場する相手チーム、東京八王子ビートレインズのマスコットキャラクター「トレンチ―」と「ユナイト」と一緒に撮影ができる撮影券、および、記念の缶バッジが入手できるもの。限定10個という、なかなかレアな商品でした。

「エスコートキッズ」は、全選手入場の時に、選手と一緒に入場できるという、非常にレアなイベントでした!今回、娘にもエスコートキッズを体験させてあげたかったのですが、先着11名と言う非常に狭き門💦
娘の習い事の関係で時間的制約がある中、妻が最適な段取りを模索してくれて、娘の習い事終了後、急いで会場に駆け付けましたが、惜しくも先着11名には届かず…。最近のホームゲームの入場の状況を見ていたので、ちょっと厳しいかなぁとは思ってたのですが、先々行入場できるTIPOFF会員/TOKYO会員と、先行入場できるUNITED会員。この5分の差が悔しい結果となりました😅

「トレイン競争」は、ハーフタイム中、TUBCチームと八王子チーム、それぞれ5人ずつに分かれ、特製の電車に乗ってコート内を移動するスピードを競争するもの。激闘の結果、八王子チームが勝利を収めています。

ハーフタイムのトレイン競争

その後、急遽、ユナイトとトレンチ―のサシの勝負が行われることになりました。マスコットキャラクターの体型のハンデをものともせず、こちらもトレンチ―が勝利!トレンチ―の粋な計らいで、破れたTUBCチームの参加者にも缶バッジがプレゼントされることに。トレンチ―、やさしー😊

車掌姿のユナイト

来場してくれるトレンチ―に合わせて、ユナイトも車掌姿で会場に現われました。レアな姿に、娘も大喜びです😆

車掌姿のユナイト

ユナイトとトレンチ―のコラボ

トレンチ―はずっと会場内に居てくれて、応援練習や、「ユナイトとダンス!ダンス!ダンス!」のときもコラボしてくれてました。結構頭重かったと思うけど、大丈夫だったかな😅

一緒に応援練習するユナイトとトレンチ―

負傷した新号選手に向けて

前節の湘南ユナイテッドBC戦にて負傷した#6新号選手。その新号選手を応援するためのブースが設けられていました。大好きな新号選手向けに、娘も一生懸命メッセージを書いていました。

新号選手応援ブースの様子

応援ブースには「いただいたメッセージは、チームから新号選手へお届けいたします。」の文字。しかも、開場直後のコート上に新号選手の姿は見られません。リハビリに専念するため、会場には現れないのかな…と思っていました。しかし、全選手入場の時、新号選手の名前のコールが!!

それを聞いた娘は大喜び!😆

全選手入場後、他の選手たちが練習を再開する中、新号選手がベンチに戻ってきます。試合直前は選手たちも試合に向けて集中しているため、普段娘には選手に声を掛けないように言ってるのですが、今回はベンチの控えと言うことだったので、新号選手への応援を兼ねて、娘には特別に声をかけることを許してあげました。
嬉しさ半分、恥ずかしさ半分で新号選手の元に向かう娘。小さく呼びかける「しんごうせんしゅー」の声に新号選手も気づいてくれて、満面の笑みで手を振り返してくれました。元気そうな姿を見せてくれて、本当に感謝です!🤗

この男、ついに動き出すのか!?

選手たちの練習を見ているとき、娘が不意に声をかけてきました。

娘「パパ―。せんしゅじゃないひとが、シュートのれんしゅうしてるよー」

娘よ。いいところに気が付いた。パパもそれは気になっていた。普段は、選手のサポートにまわっている男が、今回はシュート練習を行っていることを。

その男とは、山本鳴海選手。2023-24シーズンの練習生としてTUBCの活動に参加されている選手です。個人的には、深川八幡祭りで、早水HCと竹内ACにガッツリ水をかけていた度胸を結構買っています。2023年のトライアウトをきっかけに参加することになった山本選手。2022年のトライアウトからキャプテンに昇りつめた#2川島選手のことを思うと、ポテンシャルはかなり高いのかなぁと。#6新号選手が不在のこの時期、チームの救世主となるか、密かに楽しみにしています。

試合結果

今回の試合は、75ー84で残念ながらTUBCが敗退し、今節は1勝1敗と言う結果になりました。ホーム観戦では連敗が続いていますが、次こそはMVPの選手を予想するドキドキ感を味わえるよう、楽しみにしています!

東京八王子ビートレインズとのエール交換

試合終了後、東京八王子ビートレインズとのエール交換が行われました。

・・・と書いていますが、そもそもエール交換がナニモノなのか、今でもよく分かっていません😅
しかし、すごく心に深く残った出来事だったので、あらためて振り返ってみました。

TUBCの選手/スタッフとの関係

東京八王子ビートレインズは、早水HC、上田選手、新号選手、藤本MGRがかつて所属していたチームです。そのため、ビートレインズのブースターの方々も、感慨深い思いで観戦していたと思います。特に、上田選手は、怪我で昨シーズンは試合に出られなかったため、並々ならぬ思いがXのポストからも伝わってきていました。

東京八王子ビートレインズのブースター

東京八王子ビートレインズは、現在のBリーグの前身である男子バスケットボールリーグNBDLに2015-2016シーズンから参戦しているチームです。TUBCより、7年も先輩ってことになりますね。

これだけ長いチーム。ブースターの方々の応援も目を見張るものがありました。

オフェンス/ディフェンス時の声出し応援

TUBCのホームゲームでは、ディフェンス・オフェンス時の音源に合わせて、MCのタケタクさんが率先して声出ししてくれるので、それに合わせて声出し応援をすることができます。一方、ビートレインズのブースターの方々は、そんな音源が一切ない状態でも、統一して声出し応援をされていました。

TUBCフリースロー時の声出し応援

フリースローの際、メガホンやブーイングで相手チームのシューターを威嚇することがよく行われます。一方、ビートレインズのブースターの方々は、いわゆるブーイングのようなものではなく、統一したコールでTUBCのシューターを威嚇していました。

相手チームイベントへの関わり

これだけ統一した応援をしているチームにもかかわらず、TUBCの応援練習やイベントに積極的に関わってくれているのも印象的でした。試合前にMCのタケタクさんと行われる応援練習では、音楽に合わせて一緒にマフラータオルを動かしてくれたり、フリースローが決まった後の選手コールの練習の手拍子も(上田選手コールだったからかもしれませんが)参加してくれていました。

試合中は、あまりの結束力に悔しささえ感じるブースターの方々ですが、時間が経って振り返ってみると、卓越した応援スタイルに、ただただ感服するばかりです。

それはムライ先生の一言から始まった

GAME2の試合前、ムライ先生が、Xにこんな内容のポストをされていました。

先ほども書きましたが、このポストを見ても、バスケットの「エールの交換」がどういうものなのか全く分かりませんでした。ただ、中学校時代、応援団員だった私としては心が躍ります(笑)
だれが音頭をとるのか、とか、どんな調子で声を出せばいいのか、とか、全く分かりません。でも、不思議と何とかなりそうな気にはなってました。

・・・

試合が終了しました。
TUBCの敗戦で気持ち的には下がっていたのですが、エールの交換が行われるその時を待ちます。ムライ先生がいらっしゃる場所は分かっていたので、ムライ先生が先陣を切るのかなぁと思っていたら、私の後方の席からクラップ音が鳴り始め、「GoGoトレインズ!」の声が聞こえ始めました!

これは乗るしかないですよね!!

現地では、ビートレインズのブースターの方々の声は、実はあまり聞こえていませんでした。なので、エール交換が行われたかどうかも、その時は良く分かっていませんでした。しかし、後日、ムライ先生のポストや、MCのタケタクさんのインスタ、B3TVでの映像を見ると、エール交換(のようなもの)が行われたことが分かり、あらためてエール交換を行ったことが実感できました。

きっと娘は、なんで相手チームを応援しているのか、と不思議に感じたと思います。しかし、いつもは「なんで、あいてチームをおうえんしてるの?」と聞いてくる娘が、何も聞いてこなかったのは、もしかすると、違和感のない行為と感じてくれたのかもしれません。

2022-23シーズン、もし東京八王子ビートレインズのブースターからエールを送られていたとしても、私は何も対応できなかったと思います😅。もちろん、楽しみ方は人それぞれなので、どのような対応をするのも自由だと思います。しかし、私個人としては、今回のエール交換を介して、敬意に敬意で返す方法を知ることができたのが、何よりの収穫でした😊

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