2024-25シーズン第28節 vs東京八王子ビートレインズ戦 観戦記

TUBC体験記

Awayの試合観戦で最も行きたいと思っていたチームの一つである東京八王子ビートレインズ。2023-24シーズン、TUBCのホームゲームで東京八王子ビートレインズと戦った時、ブースターの結束力に感銘を受けたのを今でも覚えています(その時の観戦記はこちらから)。
2024-25レギュラーシーズンも今節を含めて残り3節。プレイオフのセミファイナルを有明アリーナ(メイン)で実現するためにも重要な試合ということで、念願の八王子へAway観戦に行ってきました。

当初一人で観戦に行く予定でしたが、急遽春休みの娘を連れて観戦することになったため、車で会場まで向かうことになりました。試合が終わるのが21時半を過ぎてしまいますからね💦
自宅から会場に向かうためには中央道を使用することになるのですが、中央道の高速は渋滞が読めないことも多いため、若干早く出発することに。幸い、混雑状況も想定範囲内だったので、全選手入場になんとか間に合うことができた感じです。
(これに関しては、後日のインパクトが凄すぎたため、後半でまた記載したいと思います。)

凄まじい「おもてなし」の数々

おやじぃーず青援対応!

八王子ビートレインズは、ホームページでも「AWAYブースター様おもてなし企画」をうたっているほどのチーム。そのおもてなしの精神は、すでに試合開始前から片鱗をのぞかせていました。

TUBCのホームゲームではおなじみとなっている、ウォーミングアップ時の選手への青援。他チームからすればイレギュラーな応援であることは否めないため、自粛を促すのが当然の姿だとも思われます。しかし、「おもてなし企画」を前面に出されている八王子ビートレインズ。今シーズンのホーム最終戦と言う大事なイベント中にも関わらず、快く受け入れてくれる心の広さ。そこで、ウォーミングアップ時にはいつも以上に声を出させていただきました!

駐車場誘導のスムーズさ

上述するように、今回は車で会場に向かいました。初めての会場に試合観戦に行く場合、会場の近くまではスムーズに行けたとしても、駐車場を探すのに苦労することも多いです。八王子という土地柄からか、車で来場する方もたくさん見受けられましたが、駐車場の誘導が非常にスムーズで助かりました!また、試合終了後に駐車場から出るときも、スタッフの方の適切な誘導のおかげで、ストレスなく移動することができました。普段からの対応があってこその今回の対応だったと思います。

大量の来場者プレゼント!

ホーム最終戦と言う理由からか、ロッテから「プレミアムガーナ」、味の素AGFから「マイボトルスティック」、ニッスイから「タンパクソーセージ」、森永乳業から「ピクニック」。そして、八王子ビートレインズからは、来場者39000人突破記念のクリーナーと、袋がパンパンになるほどのプレゼントを頂きました!
TUBCのホームゲームでは、様々なグッズを頂くことはありますが、こうやって食品のプレゼントを盛られるのは素直に嬉しいです。娘も大喜び♪

ピンバッジプレゼント!

TUBCのファンクラブ会員を対象に、『八王子ご当地ピンバッジ』を頂ける企画も行われていました。Awayのファンクラブ会員を対象に毎節行われているイベントのようで、筆者はブースに気づかずに頂くことはできませんでしたが、「Awayのファンクラブ会員を対象」に準備頂く心遣いが嬉しいですね!

全選手入場時 TUBC音源使用!

TUBCの全選手が入場する際、(選手のコールは行われませんでしたが)TUBCの全選手入場と同じ音源が流されました!暗転された会場ではペンライトも同じようにフラッシュ動作を行っており、ホームと同様の雰囲気を味わうことができました!10秒程度の演出ですが、何倍もテンションが上がったのを覚えています!

TUBC応援練習!

全選手入場と同様、TUBCのブースター向けにTUBCの音源を利用したオフェンスコールの練習の場を設けていただきました!もちろん試合中には流れませんし、音源がなくてもTUBCのオフェンス/ディフェンスコールは行われますが、やっぱり音源アリのコールは気持ちのアがり方が違いますね!

おもてなしトーク!

TUBCのチーム紹介に合わせて、TUBCのホームである江東区の紹介も行ってくれました。お互いのチームの関係がより親密になったら、TUBCのブースターが江東区を紹介する、なんて企画もやってくれちゃいそうですね(笑)

マッチデープログラム配布!

試合に向けて配布されるマッチデープログラム。通常のマッチデープログラムの場合、Awayの選手については背番号と名前が文字で記載されていることがほとんどだと思います。
しかし、今回準備頂いたマッチデープログラムには、選手の背番号、名前、身長、体重に加え、顔写真も掲載してくれるという心遣い!宮田選手をはじめとしてTUBCがイケメン揃いということが、八王子ブースターにも伝わったこと間違いなしです!

トレンチ―のおもてなし!

TUBCのホームゲームにも遊びに来てくれたトレンチ―。そのおもてなしはホームでも健在で、TUBCのベンチ近くの座席付近では、TUBCブースターと一緒に大騒ぎをしてくれました!ユナイトお迎え仕様に耳を準備してくれる心遣いがにくいですね!
また、トレンチ―は、ほかの観客がトレンチ―との記念撮影を羨ましそうに見ている娘に気が付くと、すかさず手招きして一緒に撮影しようと誘ってくれました。そういう些細なことも拾ってくれるトレンチ―、さすがです!!

上田選手へのリスペクト

今回の会場には、かつて東京八王子ビートレインズに所属していた上田選手応援用の幕が掲げられていました。我々も、かつてTUBCに在籍していた選手がライバルとなってホームゲームに来場した際、「おかえり」の意味を込めて青援を送ることも多いですが、チームが主体となって幕を掲げるという姿勢に、選手を第一に考えてくれるチームなんだなぁと、尊敬の念が堪えませんでした。前回のホーム戦では怪我で出場できなかった上田選手。今回、どんな気持ちでコートに立っていたのでしょうか。

他チームから見た東京八王子ビートレインズの文化

フリースロー時のコール

前回の記事でも述べましたが、東京八王子ビートレインズのブースターの方々がTUBCに来場された際、驚いたのがフリースロー時のブーイングが「Go Trains!!」とブースター間で統一されていたこと。TUBCの「うさぎコール」もそうですが、ブーイングの内容はチームやMC主体で行われるものでないと思われるため、「Go Trains!!」コールもブースター間で自然発生し、定着したものだと思われます。
自然発生したものをチームで共有し、維持していくことの素晴らしさは、TUBC3シーズン目に突入して少しずつ理解できてきたこと。この経緯を、是非有識者に聞いてみたいところです。

ちなみに、東京八王子ビートレインズのフリースローが決まった時の「はちは~ち八王子♪」はかなり耳に残りました😅

チームMC

チームMCにもいろんな方がいらっしゃいます。今回体験した八王子ビートレインズのMCで粕谷さんのアナウンスは、随所に相手チーム・ブースターを気遣うアナウンスで溢れていた気がします。どことなくTUBCのMCである竹タクさんに雰囲気が似ていると思ったのは私だけでしょうか。

会場の雰囲気

私も含め、お調子者軍団であるTUBCのブースター(失礼)は、楽しければやっちゃおう、みたいなところがあるため、例えば、タイムアウト中にZombie Nationが流れた日には、勝手にTUBCのコールを始めちゃうような軍団です(笑)。そんな状況でも、「We are Bee Trains!」と重ねて盛り上げてくれる会場の皆さん、素敵です♪

また、4Qのオフィシャルタイムアウトで流れるFUNKY MONKEY BABYSの「悲しみなんて笑い飛ばせ」に合わせて、コートの角に集まって盛り上がる東京八王子ビートレインズのブースターさん達。こちらも、TUBCの選手ウォーミングアップ中におやじぃーず達が集まって青援を送る姿との親近感を覚えます。

さらに、GAME2試合終了後のエール交換。TUBCのブースターから自然発生する八王子へのエールに対し、自然と発生するエールの交換。敗戦後の状況で悔しい気持ちの中でも、こうして敬意を表してくれる東京八王子ビートレインズのブースターの方々に感謝です!
さらには、東京八王子ビートレインズのブースターの方々のコールに合わせて、コート上の#17渡嘉敷選手、#24スティーブ選手も、ブースターに向けて拍手をしてくれていました。#17渡嘉敷選手や#24スティーブ選手のファンは、こういう部分にも魅力を感じてるんだろうなぁと。

試合結果&感想

試合を振り返って

GAME1は、会場観戦。GAME2は、バスライでの観戦になりました。

まずは、GAME1。
1Qは拮抗した展開ながらも2Qで徐々にTUBCペースになり、47-40で前半を折り返します。前半戦は、おもてなしの雰囲気と、周囲のTUBCブースターの声量に後押しされて声を出しすぎていたため、すでに喉が痛み始めていました(笑)

一方、3Qに入ると、八王子も反撃に転じ、さらには、田口選手も負傷でベンチに戻るという重い展開になり、63-64の1点ビハインドで4Qを迎えます。
しかし、4Qに入るとTUBCのディフェンスの強度がさらに高まって点差をジワジワと広げることができ、4Q残り3:11、リースの3PでTUBCが点差を11点に広げます(このシュートが決まったとき、ベンチで橋爪HCが飛び上がった瞬間を見逃しませんでしたw)。
そのまま、しっかりと八王子の反撃も防ぎ、84-72で、見事初戦を勝利で飾りました!


続いてGAME2。
GAME1で負傷した田口選手はロスター入りせず。代わりに、ブラがロスター入りを果たしました。田口選手の怪我の程度が気になりますが、ブラのロスター入りは嬉しいニュースです。

前半戦は、前日同様に拮抗した展開になり、36-31で試合を折り返します。
一方、3Qに入ると、德川選手、齋選手、今林選手が連続で3Pシュートを成功させ、点差を一気に13点に引き離し、結果として3Q終了時には59-43の16点差。4Qに入っても川島選手の3Pなどで八王子を寄せ付けず、最終的に77-69で、見事TUBC今節2連勝です!

TUBC史最大のトラブル!? ~バスが到着できない!~

冒頭にも述べましたが、東京から八王子の会場に車両でアクセスする場合、中央道を利用することになります。GAME2は、TUBCオフィシャル応援バスツアーが企画されており、11:30に豊洲駅を出発したバスが、13:30頃に会場のエスフォルタアリーナ八王子に到着する予定になっていました。

出発直後のXのポストからは、試合に向かう楽しそうな社内の雰囲気が伝わってきていました。私も行きたかったなぁと。

・・・しかしその後、TUBCのロスターやSTARTING 5を見ようとXのポストを見てみると、不穏な投稿が流れてきていました

~TUBC ブースターの投稿から~
[PM1:14]ツアー組は渋滞にはまりアップ間に合わない可能性あり

中央道ですからね💦渋滞はやむなし、と思ってその時は考えてました。しかし、その40分後。

~TUBC ブースターの投稿から~
[PM1:52]バスツアー組試合開始に間に合わない可能性あり

むむ、これは一大事…。渋滞の場所は分りませんが、試合開始が15時と言うことを考えると、なかなか事態は深刻そうです💦。そしてさらに、1時間後。

~TUBC ブースターの投稿から~
[午後2:59]バスで国家斉唱聞くとは🤣2Qまでに着いたらいいなぁ

試合開始時になってもバスの中である状況が伺えます。こうなると、試合だけでなく、バス組の到着の状況も気になります。そのため、バスライで試合観戦をしながらもXの投稿をチェックするという、バスライとXとを巡回する状況になりました。

そして、それから1時間後、遂に…

~TUBC ブースターの投稿から~
[PM4:13]渋滞ぬけたぁ!!!!!

との投稿!一刻も早い会場到着が望まれます!そして、3Q残り3:20。バスライのカメラが入口方面から走ってくるTUBCブースターの姿をとらえます!!その後に駆け込んでくるバス組のブースターの面々。その姿を見たとき、鳥肌が立ちました!

「待たせたな!!」感が半端ない!😆

他の方も投稿していましたが、まさに、待ちに待ったヒーローの到着!と言った様相でした。

その後バスライで聞こえてくるブースターの青量の半端ないこと!!

バス組が到着するまで、精一杯声出ししてくれたブースターの方々や、会場の様子を逐次動画でアップしてくれるブースターの方の気持ちを更に乗せて精一杯応援してくれてたんだと思います。

一方、そんな状況のもと、八王子の関係者の方々も、陰で様々なバックアップをしていただけていたようです。まさに、おもてなしの極致ですね!!

5時間という長時間にわたるバス移動は、本当に大変だったと思います。そんな状況にも関わらず、不満の情報が全く入ってきていません。こんなアクシデントも思い出に替えてしまうTUBCブースターの「きもーち」と、東京八王子ビートレインズの「おもてなし」との融合が、今回の結果を生み出したのではないでしょうか。バス組に当日の様子を早く聞きたくて仕方ありません!!

最後に

今節2連勝できたことは非常に嬉しいですが、それ以上に、東京八王子ビートレインズの「おもてなし」を味わい尽くすことができた2日間だったと思います。
プレイオフが待ち遠しい反面、こんな素晴らしい経験をできるレギュラーシーズンが、あと2節で終わってしまうかと思うと、少々寂しい気持ちでもあります。
「推しは推せるときに推せ!」
応援できなかったことを後悔しないように、残りの試合も全力で応援したいと思います!

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